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鋏を買って失敗したら誰の責任!?



私は1割は買う方に責任があると思います
でも、あとの9割は売る側
作る側の責任だと思っています



 買う方の1割の責任は、しつこさが足りない、ということ。

 試したい鋏があったら、まず試し切りをさせてもらう、しつこいくらいに。そしてその鋏が納得できなければ、別の鋏をまた試させてもらう。

 できれば何日間か借りて、ウィッグはもちろん、いろんな髪質のお客様を切ってみる。

 そして、切れ方がわかってきたら、今度はハンドルを自分仕様にできないか聞いてみる。

 何万円、何十万円もする鋏を買って、これから何年何十年も使うわけですから、そのくらいのしつこさはあってもいいのではないでしょうか。(その鋏1丁で何百万円、何千万円も稼ぐんですから、最初の時にはお金だけでなく、思いも投資しましょう)

 売る側の9割の責任、これは当然、買う側の、買う前の要望を納得させなければいきませんし、その上で、購入していただいたあとも、メンテナンスがちゃんとできるのは当たり前で、その上で購入したかたが、あとから「失敗した」、と思われたときは、返品を受け入れるくらいの気持ちがあるべき、と思います。

 はさみ工房ではもちろん、サンプルのお試しは無料です、サンプルの修正・調整も可能です。さらには、特注のサンプルということもできます。もちろん無料で!

 当然、サンプルのお試しの時点で気に入っていただけなければ、サンプルの鋏をご返品いただくだけで結構ですし、サンプルを手直しして、再度お試しいただくこともできます。

 また、ご購入いただいた後も、何度でも修正・調整は可能です。何度修正・調整してもご納得いただけるところまでいかないときには、返品・交換もお受けいたします。

 鋏というものは、メンテナンスがとても大事なものですが、もし、はさみ工房のメンテナンスが「だめだ」と思われたときには、それが1年後でも、2年後でも返品をお受けいたします。




※はさみ工房ではセニングシザーとスライドシザーしか作っていません。
通常のカット用シザーは作っていませんので、ご了承ください。












梳き鋏ってむずかしい?


 これ、ほんとにつかえるの?と思ってしまうのや、こんなのほんとに必要なのかな?と思ってしまうような梳き鋏が、いっぱいあります。

 でも、基本的なつくりがしっかりしていて、パクらず、引っかからず、力強く切れてくれる梳き鋏、本当にないですね!

 私も、ほんとは変わったのとか、人目を引くような梳き鋏を造ってみたいところはあるのですが、それよりも、ベーシックなのをどれだけちゃんと造るか、の方が大事だろ、との思いで、あえて、かかわらないようにしています。




     梳き鋏の機能として大事なことは



1.抜けがいい

  抜けの悪いはさみというのは、時間はかかるし、気を使うし、どうにも使いにくいですね・・・しかも、毛を引っ張ったりしたら最悪!

2.毛束でもパクらずに切れ

  薄いスライスで切るのでしたら、たいがいの鋏は問題ないと思いますところが、ちょっとでも毛束になると、いきなりぱくついてしまう、これも使いにくいですよね。

.当たり前のことですが、髪の毛がちゃんと切れる


  この当たり前のことができていない鋏が、非常に多いような気がします。切れていないというのはどういうことかといいますと、髪の毛がちぎれているということです。

  これは間違いなく枝毛になります!


  最低この3つはクリアしてくれないと、プロの使う梳き鋏としては、落第だと思うのですが、いかがでしょうか?  

  この3つをクリアして初めて、スピーディーなカット、気持ちよいカット、そして何より、お客様の髪を切ってもらうときの心地よさをつくりだします。




     梳き鋏の種類?


  私は基本的に 、10目・14目・19目・29目・30目・35目・40目・27(ミニ)の目数でしか、いまのところ造っていません。(もちろん、その中でいろいろなバリエーションはありますが)

  時々、42目はありませんか、とか、31目はありませんか、というような質問をされることがあるのですが、はっきり言って、40目と42目や、30目と31目など、櫛刃の先端が同じ形状であれば  ほ と ん ど 変 わ り ま せ ん

  目数の違いというのは、5目以上違って初めて切れ方の違いとして出てくると思ったほうがいいと思います。また、梳き鋏を購入するときに、目数だけで判断されるのは、失敗する可能性が高いでしょう。


  たとえば、目数の単純な比較として、

・30目→荒めに梳ける(比較的抜けがいい)

・40目→細かく梳ける(自然な感じ)

  といったところです。が、

 
梳き鋏の切れ方の違いというのは、むしろ、櫛刃の先端の形状で出てきます。


櫛刃の先端の形状は、大きく分けて2種類あります。

1.櫛刃の先端に溝があるタイプ

  いわゆる普通の梳き鋏のタイプです。ただ、いまはこの溝の形状がいろいろあり、各メーカーが、いろいろと工夫をしている部分でもあります。

  
いま一番出回っているタイプは、櫛刃の先端に段々の溝がついているタイプで、比較的梳き目も見えにくく、切れが軽くて、いろんなバリエーションのものがあります。
  
最近は、従来からある、櫛刃先端にU溝・V溝のある梳き鋏を否定しているメーカーさんもありますが、要は基本的なところをちゃんと作れるかどうか、だと思います。


2.櫛刃の先端に溝がないタイプ(先端フラット
)

  切れ方としては、毛を逃がしながら切るタイプの鋏です。
メリットとしては、梳き目が見えにくい、というところがあるのですが、反面、デメリットとして、


  
1.切れ毛ができやすい
これは目数が多くなるほど多く出ます。たとえ棒刃側にスリットを入れても避けられません。また、40目以上は抜けも悪くなりますので、あまりお勧めではありません。

はさみ工房の鋏をお使いいただいている方から、「私の鋏では確認できない」とのお声をいただきました・・・原理的にはできるはずなのですが ???

  2.調整が難しい
 いま出回っているこのタイプの鋏で、ちゃんと調整ができている  鋏はほとんどありません。最悪の場合、使い始めの一発目で刃元をかませてしまうか、もしくはパクパク状態。


  3.使いはじめと、使い込んでからの切れ方変わる
使い込んでいくうちに、少しずつ切れる量が少なっていきます。(逃げる量が増えていきます)


  また、溝ありと溝なしが交互に並んでいるタイプや、両櫛刃というのもあります。
このタイプは抜けはいいのですが、嶺の部分が細くなるため、力強さに欠けてしまいます。



      
選ぶときには


  見た目でわかるところでは、溝のあるタイプで、溝の形がVの字になっているのがあります。また、溝の深さがバラバラの鋏もあります、このような鋏は、最初から選ばない方が無難です。安い鋏に多いのですが、安物買いの何とかになりますので・・・少なくとも、お客様の髪を切るときにはやめた方がいいと思います

  また、開閉したときに、いかにも金属どうしあたっているな、と感じたり、スカスカとした感じのあたりも、調整ができていないと思われますので、やめた方が無難です、使っているうちに、必ずといっていいほどトラブリます。

  最低限、このようなところをクリアした上で、主にドライで使うのか、ウエットで使うのか。どのくらいの量を梳きたいのか、どのように仕上げたいのかを考えていけば、おのずと選ぶ梳き鋏は決まってきます。

  少なくとも、鋏の営業に来た人の言葉を鵜呑みにはしない方がいいでしょう。
あくまで自分で毛を切ってみて選ぶ、というのが大事なことです。

  そのときには必ず、髪の毛とか、ウィッグを切らせてもらう、それもしつこいくらいに!
(たまに、ウィッグを切られるのを嫌う方がいらっしゃいますが、そのような方からは、買わないようにしましょう。ウィッグだろうがなんだろうが、ガンガン切れるようでなくちゃ)





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      スライドはすべりが命!


  ジリジリジリ・・・ 普通の鋏でスライドカットをするとそんな感じですよね。

  
そんな時、お客様はどんな感じを持っているのでしょう?

「ああ!髪の毛がむしられる! 引っ張られて痛いな!」

  そんな感じではないでしょうか。

  もちろん、どんな鋏を使おうとテクニックでカバーできる、といわれてしまえば、私は鋏を使えませんので、何もいえなくなってしまうのですが・・・

  それでも、スルスルっとすべってくれるのは気持ちいいですよ。特に忙しいときには余分な気を使わずに、お客様に集中できると思います。


  よく、スライドカットとレザーカットは同じようなものだ。と思われてる方がいますが、切れる原理が違います。レザーカットは単刃で、髪を削いでいく切りかたです。そのため、少しでも切れが落ちてくると、断面がぼさぼさになり、枝毛になりやすくなります。


  スライドカットのほうは、刃の表面を髪を滑らせながら切りますが、あくまでもせん断です。つまり、髪を上下から断ち切りますので、よっぽど切れない鋏でない限り、千切れるということはありません。

  ただ、これもすべりのいい鋏でスライドをかけたときの話で、普通に刃のついたカット用の鋏で無理にスライドをかけようとすると、やはり切れないレザーカットのように、ジリジリジリ・・・となります。

  はさみ工房のスライド用シザー、は、ただすべりがいいだけではなく、使い方にあわせて「チョップもするから先端は普通に切れるように」とか、「スライド用の刃と普通の刃を半分ずつにしてくれ」とか、それも「先端15ミリだけ切れるように」というような、細かい指定もOKです

  もちろん、柄のほうも「薬指穴はこの指穴で親指穴はこっちで」とか、お使いいただきながら、「下の柄をもう3ミリつめて」とか、「この柄にこぶをつけて」など、今まで多分、どこのはさみやさんもやってくれなかったようなこともOKです

  しかも、「いろいろやったけど、いまいちぴんとこないからやめます」・・・
ん〜〜OKです

  
もちろん、本当によければ購入する意思のある方に限らせていただきますけど。




※スライドカットは、基本的に鋏をとじながら、もしくは開閉しながら鋏を移動させて切っていくカット方法です。そうすることで引っかかりのないスムーズなカットができます。

 刃を開いたままのカットでは必ず引っ掛かりがでます。刃を開いたままのカットで引っ掛かりがでないということは、刃がまったくついていない、髪の毛が切れない、ということになります。


 レザーカットとは切れる原理がちがいます。









サンプルを試してみる




  これから何年も、何十年も使う大事な道具です。選ぶときには慎重に、そして大胆に!決して安いものではないのですから!!

 

お前はどんな鋏を作ってるんだ!と思われた方は


いまお使いの鋏と比べてみてください!


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※ はさみ工房では基本的に、サンプルの鋏をお試しいただかない限り、販売はいたしません。お試しいただいた上で、ご購入の価値があるかないかお決めください。



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